【岡山市中区パン屋カフェ】迷宮植物園BALTHAZAR/Beck(バルタザール/ベック)
open | 木~日11:00~17:00(植物園~16;00) (カフェ11:30~) |
closed | 月~水 |
payment | 現金 |
🅿 | 15台 |
scale | ■■□ |
allergen labelling | |
eat in | 〇 |
insta | balthazar403 / d_rbeck |
ec | stripe.com |
birth | 2022.6/15 |
tel. | 0862387115 |
address | 〒703-8206 岡山県岡山市中区430-1 |
access |
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植物園?パン屋?そこは生きるヒントをくれる場所。
岡山市中区、入場無料の『迷宮植物園バルタザール』とその施設内に移転オープンされたパン屋さんの『ベック』。解放感のある立地で周囲の手入れされた緑も相まり、リゾート地にトリップしたかの様な感覚すら覚えます。建物やオブジェ、端々にアーティーな階段モチーフが散りばめられており、登ったその先に何があるのか?はたまた下っているのか?その時々によって様々な解釈が連想でき五感を刺激されますね。
ベックの店主ステファン・エックさんはフランスはアルザス地方出身のフランス人で、パッと見コワモテな印象を受けますが話すととっても気さく♪オカリベさんは超の付くポジティブ思考なので陽気な外国の方が大好きです。
店名は、昨年(2023年)惜しくも他界された伝説のロッカー、ジェフ”ベック”から取ったのでしょうか?
パン子はパンとコークの二刀流
日本中の人にボンジュール♪
BadHopならぬ
パン子ポップの爆誕ッ・・!
正解は、アルザス語で『パン屋』という意味なのだそうです。一本芯の通った実直さが伺えますね。
過去にカナダ・中国など各国でパン作りをされた際、粗悪な小麦のせいで手荒れが酷くなったのがキッカケで、安心安全なパンを食べてもらいたいと自店では厳選した有機古代麦などを使用。また、量はまだ多くは採れないそうですが小麦の自家栽培~収穫、挽きまで行うというコダワリスタイル、もはや足を向けて寝れません。
店内は小洒落たカフェスペースや、ステファンさんと気軽に触れ合えるカウンター席もあり、お客さんともフランス語が飛び交う異国空間。
アルザス名物のクグロフも存在感ありますね。『シナモンくるみのメレンゲタルト』とコーヒーをオーダーし、オススメされた植物園の黄色いソファへと案内されました。
んー植物園?黄色いソファ?
ハテナマーク満載のまま入園すると、見た事もない珍しい塊根植物が一面に飛び込んできます!
壁面にはマクロレンズで接写した写真が飾られ、中に記された言の葉は一見関連のない様で深い文学的主張も感じ取る事ができ植物園と同時に美術館でもあり、ケレン味溢れる空間に強い衝撃を受けました。
そんな特等席で頂くタルトは甘さ控えめ、クルミの食感も心地良く、気のせいかいつもより味覚が研ぎ澄まされ実に豊かな旨味が口一杯に広がるのです。うまし。
コーヒーはミルクなしとの事でブラックのままで。が、、一口で脳が理解、早朝に他店にてテイクアウトしたスペシャリティより断然美味しい・・!濃い目のロブスタ種ならではの苦みと香ばしさ、その力強い味わいにスイーツとの相性はセボン!
(コーヒーって本当に好みの世界だと思うので、あくまでオカリベさん的感想です)
園内には植物販売コーナーもありサボテンの鉢や、小振りな多肉のプラポットも購入できるので園芸が趣味の方・育てやすいちょっとしたインテリアプランツを求める方も大いに愉しめるのではないでしょうか?分からない事は、美と植に精通する博識な塩見園長さんが丁寧にご解説下さります。
「地球上にはまだこんな変わった植物もあるのかと。生きていく上でのヒントがそこにはあるのかもしれない。ぜひ子ども達にも見て何かを感じてもらいたい」そう語られていたのが印象的でした。自然+パンという共通点からもランチパークの理念と非常に近しいものがあり強く共感しました。
施設は山々や田園風景に囲まれた所にあり、駐車場は広々停めやすいのですが西からのルートはラストに極狭の箇所(軽なら大丈夫)があるので、東側(賞田廃寺跡駐車場を通過)からのルートを推奨しておきます。
外国の活気を感じられるカフェスペースや天気の良い日のテラス席もオススメですが、極上のラウンジとも見紛う植物園席もぜひ体感して欲しいですね。エコバッグもお忘れなく!
最後に、迷宮植物園バルタザールがご紹介されたYouTuberシュミカさんの動画になります。素敵な雰囲気が伝わってきますので、宜しければご覧になってみて下さい。